新世紀

ずいぶん前に発表されたことだけど、今年も写真新世紀に佳作で入った。去年、このブログでのビッグマウスなエントリーから考えて普通出品は無いだろって話なんだけど、グランプリをっとって、百万円もらって、有名になりたかったので、出した。またしても中途半端な佳作だったので、その目標はかなわなかった。本当は優秀賞に食い込んで、グランプリの審査会とかで「荒木さん、もう審査員降りてもいいんじゃないですか?」とか言ったら(言わないけど)格好ついたんだろうが。
出品作は「ドキュメンタリーのハードコア」というちょっと奇をてらい過ぎた感のあるタイトルで反省している。人に見せたところ、今までの写真よりつまらなくなった、と、面白くなった、という意見が結構別れる。自分では、格好つけた感じがだいぶ削ぎ落とされてきた気がして、そこは評価できるんだけど、何をやりたいのかはわからなくなって来ている。学校も卒業して、制作続ける(られる)かどうかで迷ってる人が陥る典型的なスランプのようだなあ。